虫歯の多くは無症状です!!
ご自身で自覚できる虫歯は深刻な虫歯です!
患者さま自身がお口の中の問題に気が付く時には、多くの場合、かなり進行している事が多く、症状が無くても定期的に健診をすることをお薦めします。
健診ではリスクの判定もします!
■虫歯が起こりやすそうなのか?
■歯周病が起こりそうなのか?
■この調子で頑張ればいいのか?
など、リスクの説明をし、どうすべきかをご説明します。
メンテナンスについて
虫歯や歯周病といった、アクティブな治療が終わった後は、どのような管理が理想的なのでしょうか。
健康な身体を保つための人間ドックがあるように、美しく健やかな口元を維持するために不可欠なのがメンテナンスです。
将来、再び問題を抱えてからクリニックに飛び込むのではなく、1年に2回程度の綿密なドクターチェックを受け、口腔状態を保ち続ける積極的な姿勢こそ、医師が患者さんに望む理想の姿です。
特別な自覚症状がない時にわざわざ予約を取って来院するのは面倒だと感じられるかもしれません。
ですが、半年に一度のメンテナンスにより、口腔トラブルを未然に防ぎながら口腔状態を維持すること、それは実はとてもスマートで無駄のない歯科医院の利用方法です。
定期健診・メンテナンスの間隔は?
よく聞かれる質問ですが、患者様の状況によります。
お口の管理が完璧であれば必要ない事だと思います。
しかし現実問題それは難しいことで、自信がある方でもある程度の間隔でドクターチエックを受けた方が安心だと思います。
具体的には1ヶ月から6ヶ月の間に来院される方がほとんどで、状況が良い方は1年に1度です。
リスクが高い方は短く、リスクが低い方は長くとなります。
予防プログラム
予防で大切なのは、モチベーションとブラッシング技術です。
歯ブラシは意外と難しいです・・・。
実際お口の問題でお困りの方がこれだけ多くいるということは、お口のケアは本当に難しいということだと思います。そこで清掃状態のチェックと歯ブラシの技術指導が求められるのです!
問診や実際に磨いているところを見せていただき、習慣や技術に問題があるのか、それとも両方なのかを判断しアドバイスをおこないます。
お子様の場合は、仕上げ磨きをお母さんやお父さんにアドバイスをおこないます。またお砂糖の摂取をどのようにしているかなど、食生活に関する問診をおこないアドバイスをおこないます。
虫歯リスクが高い場合、フッ素の塗布をおすすめします。もちろん、虫歯がある場合は治療をおすすめします。
フッ素には、エナメル質に酸に強い結晶を作ると同時に、歯の再石灰化を促進させる効果があります。ミュータンス菌などの働きを抑える効果もあり、虫歯の予防に最適な物質だと言われています。