睡眠中に呼吸が一時的に止まる病気です。または、浅く、弱くなることで十分な睡眠をとりことができず日常生活に障害を引き起こす疾患です。
また、鼻の疾患や、下顎の成長を妨げる、体重が増加する、脳疾患等の原因を引き起こす可能性もあります。自覚症状の感じ方や程度には個人差がありますから、可能であれば寝ている間のことについてぜひご家族やパートナーにきいてみてください。
「ちょっと疲れているだけ」、「いつものこと」で終わらせず、日常生活を振り返ってみください。
早期に正しく検査、治療を始める必要があります。多くは上気道が脂肪・扁桃腺・舌・口蓋垂(のどちんこ)によって狭窄し発生します。
下記の症状がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な症状
寝ている時の症状
- いびきをかく
- 呼吸が止まる
- 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
- 寝汗をかく
- 夜中何度もトイレに行く
- いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかきはじめる
起床時の症状
- 口が渇いている
- 頭が痛い、ズキズキする
- 熟睡感がない
- 身体が重いと感じる
- 疲れが取れてない
起きている時の症状
- 強い眠気がある
- だるさ、倦怠感がある
- 集中力が続かない
- いつも疲労感がある
- 居眠りしてしまう
治療方法
水野デンタルクリニックでは葭澤秀一郎医師による睡眠時無呼吸症候群の専門外来を3月より第1・3木曜日に開設いたしました。
治療方法には、症状を緩和させるもの(対症療法)と、根本的にSASの原因を取り除くもの(根治療法)とがあり、いずれも個々の患者様の状態に合わせて最適な治療方法が選択をいたします。
一概にどの治療方法が優れているということはなく、重症度や原因に応じた最適な治療方法を葭澤秀一郎医師が治療いたします。
担当医師
葭澤 秀一郎医師
日本睡眠歯科学会日本睡眠学会
日本補綴歯科学会
日本口腔インプラント学会
受賞歴
平成25年度日本補綴歯科学会奨励論文賞
経歴
-
2008年
昭和大学歯学部卒業 -
2013年3月
昭和大学歯科補綴学講座 大学院修了(歯学博士) -
2013年4月
昭和大学助教 -
2014年4月~2016年3月
南カリフォルニア大学客員研究員 睡眠時無呼吸、睡眠時プラキシズム(歯ぎしり)を専門に学ぶ -
2018年3月
昭和大学歯科補綴学講座 退職 兼任講師就任 -
2018年12月
テキサス大学サンアントニオ校 補綴科 Preceptorship program開始 -
2019年6月
プログラム終了後帰国 -
2019年7月
睡眠歯科リサーチセンター東京 開設 現在に至る